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宮下克彦

医療特別警報の発出に伴う感染警戒レベルの引上げについて

感染力の強いオミクロン株BA.5系統への置き換わりにより、連日、過去に経験のない人数の新規陽性者が確認されており、このまま増加し続けると医療のひっ迫が懸念される状態であることから、全県に「医療特別警報」が発出されました。


なお、重症化しにくいBA.5系統の特性も考慮し、現段階では過去のレベル5で実施したような、会食における人数・時間制限やイベントの中止・延期等の要請、公共施設の休止等の強い措置は行わない。


県としては、重症者の発生を最小限に抑えるとともに、陽性者の増加を食い止め、医療の負荷を軽減することにより、医療のひっ迫を回避し、社会経済活動を維持することができるよう全力を挙げて取り組む。


〇目標 医療非常事態宣言(確保病床使用率50%以上)の発出を回避し、使用率35%を安定的に下回ることを目指す。


〇圏域の感染警戒レベル 木曽圏域を除く9圏域の感染警戒レベルを5に引き上げる。


〇県としての対策

(1)自己検査の推奨、(2)診療・検査医療機関等への検査キットの配布、(3)宿泊療養施設の増設、(4)高齢者施設等の従事者等に対する検査の実施、(5)高齢者施設等における自主検査の補助、(6)社会経済活動を維持するための検査の活用、(7)入院が必要な方や重症化リスクのある方への保健所業務の重点化



〇県民の皆様等へのお願い 


・県民、事業者等には、引き続き別添「新型コロナ第7波における県民の皆様へのお願い」に沿った行動をお願いし、特に警戒レベル5の圏域においては、別添「感染警戒レベル5の圏域の皆様へのお願い」に協力願う。


・県としては、これまで警戒レベル5で行ってきた強い要請は行わず、社会経済活動を維持する考え。従来の考え方を踏襲して過度に行動を控えるような対策にならないよう、対策の在り方を必要に応じて各自が見直していただきたい。



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